ソーシャルワーカー・相談員
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ここで働こうと思った決め手は何ですか?
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和泉:
私自身が自宅で父の介護をしていた時期でしたので、訪問診療のありがたさを実感し訪問診療を必要とされている方々のお力添えをさせていただきたいと思いました。
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河村:
以前は、精神科単科の病院の相談員をしていましたが、もう少し地域に近い形で働きたいと思い、訪問診療がいいのでは...と思って入職を決めました。
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働きやすいポイントがあれば教えてください。
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和泉:
連携室チーム内は勿論ですが、事務、看護師、医師と相談しやすい環境となっていてコミュニケーションが取りやすいです。
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河村:
私は4つあります。
- その日の業務が終わっていれば、定時にしっかりと帰宅ができること。
- 比較的、公休の都合が調整しやすいこと。
- 事務所の環境や業務内容について、意見を言いやすい雰囲気であること。
ストレス解消のため、ウェイトトレーニング器材があったらいいのに・・・という要望が採用されたこともあります。 - やっぱりワーク・ライフ・バランスって大切だよね!と考えている職員が多いこと。
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働く上でのやりがいを教えてください。
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和泉:
外来へ通院できない方を医療へお繋ぎすることができ、ご相談者様や患者様に喜んでいただけた時は嬉しくなります。
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河村:
多くの場合、訪問診療に来てくれることを患者さんやそのご家族が喜んでくれます。
精神科の地域診療において訪問診療が、今後、大事な役割になっていける可能性を実感できます。
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ここで身についたスキルや経験を教えてください。
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和泉:
様々な社会制度があること、またその制度を利用する手続き方法などを知りました。
地域包括、居宅事業所、訪問看護、訪問服薬等々との連携の大切さを学びました。 -
河村:
当法人は入院施設がないので、入院が必要な場合には、入院の調整をすることになります。相談員としての基本的なスキルが身につきます。あとは、病気のある方が在宅医療を希望する場合、個別の多様なサポートが必要になります。医療・福祉・介護についての知識が自ずとついていきます。
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精神科診療に特化した訪問診療クリニックとしての特徴を教えて下さい。
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和泉:
高齢化社会で認知症の患者様も多くいらっしゃいますが、お若い精神疾患の患者様の訪問診療では、診療を担当していた先生が外来でも診療しているので、外来へ移行するハードルが低くなるように思います。
また、オンラインカウンセリングも利用できますので、月2回の定期診療だけでなくご相談いただけます。 -
河村:
「ひきこもり」の方のご家族から相談がありますが、通院が困難なケースでも、訪問診療なので対応が可能なケースが多くあり、通院が出来なくて困っている方の多さに驚きます。それと同時に、精神科の訪問診療の必要性を感じます。
他にも認知症状があるため他の訪問診療から断られ当院に辿り着く方がいらっしゃいますが、そういう方の訪問診療に喜んで行ってくれる医師がいるというのは心強いです。
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現在、休みは取りやすいですか?
- 取りやすい
- 取りにくい
- こうしてほしい
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和泉:
公休や有給休暇の他にリフレッシュ休暇があり、部署内で調整し連続して一週間以上の休暇も可能となっていて、お休みも取りやすいいです。
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河村:
今年の夏季休暇は2週間とることが出来ました。
コロナ禍なので、現時点で旅行に行くことは難しいのですが、元来旅行が趣味なので、長期休暇が取れることはモチベーションアップに繋がっています。院長をはじめ、職員も、休めるときはしっかりと休まないと!という考えが浸透している印象です。もちろん職員同士、サポートし合うという気持ちが大切になるのですが。
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休みの日は何をしていますか?
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和泉:
家族や友人と過ごすことが多いですが、自分のメンテナンスも欠かせません。
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河村:
月並ですが、スポーツクラブに行ったり、ハイキングに出かけたりしています。職員の中には、釣り、ヨガ、野球をやっている人もいます。あと、ミュージカル好きの人が数人いますね。
最近、同好会というか部活的なものを作ってみてはという案が出てきています。
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私たちの1日
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出勤
9:00からの朝礼に備えLINEWORKSで申し送り事項の確認。
自身のToDoリストを作成し、一日の業務の確認。 -
朝礼
ソーシャルワーカーとミーティング
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午前|新規対応(訪問診療同行など)
訪問診療の新規問い合わせが、ケアマネジャー、家族、本人から来るため、電話で対応します。
状況によりますが、訪問診療の同行時は運転をします。
他には患者さんや連携事業所からのご相談を受ける業務もあります。 -
昼食
事務所の上階に休憩室があり、安価で軽食が購入できるため助かっています。サラダメニューが豊富で、野菜不足解消には最適です。
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事務所待機
スケジュール調整・ケアマネとの情報共有
医療機関へ検査結果や診療情報提供書の取り寄せなどを行います。 -
帰院
契約で得られた情報をカルテに入力
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申し送り・夕礼
申し送り・相談員記録記載
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帰宅
あまり残業が好きではないので、帰れる日は定時にしっかり帰ります。
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ほっとしたエピソードがあれば教えてください。(働いている中で感じたことがあれば教えてください。)
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和泉:
訪問診療の同行は、患者様のご自宅や駐車場の位置など事前に調べていても不安ですが、担当の先生方のほうがよくご存じで道順や自宅、駐車位置まで教えていただいた時は「ほっ」とします。
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河村:
相談員、看護師、医事課職員が同じフロアーにいるので、治療内容、疾病、事務手続き等について確認をとりたい場合には、気軽に尋ねることができます。また、症状が重い方の契約については、看護師が同行しアセスメントを行うこともあるためプレッシャーが軽減されます。
職員の前職も、病院勤務、地域包括支援センター、クリニック、薬局などさまざまなので、フロアーで少し困っていますとアピールすると、誰かがアドバイスしてくれます。ありがたいです。
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未来の後輩へメッセージ
こんな方が向いている
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和泉:
相手のお話をしっかりと理解しお聞きすることができるコミュニケーション力が必要でしょうか。
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河村:
患者さん、または、ご家族と接する機会が多いので、相手に合わせて話ができる方に向いていると思います。決して、話好きである必要はありません。相手の意図をできるだけ正確に把握することが大切ですね。
ここではこんなことができる
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和泉:
患者様のご自宅へお伺いするので、ご家族や生活環境を理解しやすいです。
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河村:
精神保健福祉士が感じるジレンマ:「脱施設化って言うけど、現実はなかなか難しいよね・・・。」が少し解消されます。
こんなことを一緒にしていきませんか?
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和泉:
知識や経験をいかしながら、皆で相談し一緒に成長していける仲間でありたいです。
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河村:
病院やクリニックで相談員をしていると「ひきこもり」や独居の高齢者など、通院が難しい方の相談を受けることがありますが、通院困難な方の対応は難しいですよね。ただ、精神科訪問診療であれば、対応が可能になるケースは多いにあります。アウトリーチに興味のある人にはやりがいのある職場です。
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未経験からでも活躍できる理由
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和泉:
部署内に限らず、事務的なことや、看護師さん、先生方とも同じフロアなので、わからない事を教えていただきやすく、対応に迷った時も相談できる環境なので心強いです。
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河村:
精神科訪問診療をやっている病院やクリニックが少ないので、経験者が少ないというのも現状です。
最近、職員を対象に勉強会がスタートしました。ドクターから精神科訪問診療に必要な事柄についてのレクチャーがあります。今後は動画をアップしていく予定になっています。
ワンフロアにみんな居る職場環境で、風通しの良い環境なので、誰かがサポートしてくれます。
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現在募集中の職種
- 常勤募集中
募集要項
募集雇用形態 | 常勤 |
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仕事内容 | ●相談員の主な仕事
●PSW室の業務
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給与 | 265,000円~(相談員・PSW 別途資格手当有) |