医師(訪問・内科)
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ここで働こうと思った決め手は何ですか?
在宅医療は慢性期の治療しかしないイメージでしたが、当クリニックは在宅でできるリソースを最大限使用して急性期病院にも準じる治療をしておりました。在宅医療だから諦めるではなく、患者さんごとの価値観に応じた医療を実践できる点に魅力を感じました。
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働きやすいポイントがあれば教えてください。
あらゆる専門の先生が在籍しているため、適宜相談できる環境です。
職種を超えたコミュニケーションがとりやすい雰囲気であるため、連携してスムーズに仕事を進めることができます。 -
働く上でのやりがいを教えてください。
患者さんの予後だけではなくQOLも大事にしたいと考えています。直接お声は聞かなくても、様々な観点から楽になっている様子をみることで、やりがいを感じます。
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ここで身についたスキルや経験を教えてください。
今までは専門である循環器領域に知識が偏っていましたが、在宅医療を通じて、幅広く診れるようになってきていると思います。例えば、多くの高齢者が抱える問題である褥瘡や爪のトラブルなどについて、皮膚科の先生の診療を参考に勉強させていただいております。
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当クリニックの特徴を教えて下さい。
訪問診療はADLの低下した高齢者や各種疾患の終末期の患者さんを中心に診療するイメージですが、精神疾患のために通院できない患者さんを多く診療しているという特性上、体は元気という患者さんが多くいらっしゃいます。そのため終末期医療だけでなく、内科としてはクリニックに来院されるような比較的お元気な患者さんも診療します。
また、あらゆる専門の先生が幅広く在籍していることも特色で、それぞれの先生がご専門を活かして診療しております。例えばリウマチ内科の先生はステロイドの積極的な漸減・調整をされておりますし、私の場合ですと循環器内科が専門で、心電図の二次読影や心不全・不整脈などのコンサルトをお受けしております。 -
現在、休みは取りやすいですか?
- 取りやすい
- 取りにくい
- こうしてほしい
複数医師が在籍している事で、交代で休みを取得しやすいです。
年間休日138日と非常に休みが多く、職場全体としても積極的に休暇を取得する雰囲気です。 -
休みの日は何をしていますか?
子どもと遊んだり、映画鑑賞・外食・日本酒を飲むなど、プライベートの時間を楽しんでおります。
私の1日
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出勤
当日往診する患者さんのカルテ予習
書類作成 -
カンファレンス
夜間帯の申し送り、 本日の予定確認
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午前|訪問診療
訪問件数 3件〜6件
居宅5名 or 施設12名 -
昼食
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午後|訪問診療
訪問件数 3件〜6件
居宅5名 or 施設12名 -
院内へ戻る
現場で下記残したカルテの作成
翌日に往診予定の患者さんのカルテ予習 -
帰宅
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ほっとしたエピソードがあれば教えてください。(働いている中で感じたことがあれば教えてください。)
スタッフの皆さんとのBBQはコミュニケーションが図れて楽しくほっとしたエピソードでした。
(現在はコロナ禍で実施できておりませんが・・・。) -
未来の後輩へメッセージ
どのような人が向いていると思いますか?
・患者さんの病気だけでなく、患者さんの価値観を尊重して医療を実践できる方。
・在宅医療の限界を決めきらずに医療を実践したい方。
・とにかく楽しく仕事をしたい方。
どんなことができますか?
当院では、希望すれば新しい試みができます。最近では在宅で血液疾患終末期の患者さんに輸血を行いました(実際に輸血を行っている在宅医療機関はございますが、まだ数が少ないのが現状です)。
また、私の専門領域ですと、重症心不全患者で在宅医療を強く望まれた患者さんに対して適宜利尿剤を静注するなど本来は病院でないとできない管理なども行っています。機会があればカテコラミンの管理などもできたらと考えています(もちろん病院で受けていただくのが一番なので、入院できない事情のある方に限ってですが)。
近い将来には専門性を活かして、分院として循環器メインの在宅クリニックを作る事を相談しており、在宅でペースメーカーチェック、心臓リハビリテーションの実践なども導入したいと考えております。 -
オンコールの体制について
どのように担当を決めているのですか?
頻度は週1回程度で、曜日固定でオンコールを行っています。都合がつかない場合には適宜、調整しています。
負担はありませんか?
総合病院での内科当直と比べると圧倒的にcallの頻度は少なく、実際に出動する頻度はさらに少ないです。人にもよるとは思いますが、負担はそこまで多くないと思います。
現在募集中の職種
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